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カテゴリ: | 2024-09-19 (Thu)
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カテゴリ:会社経営 | 2013-02-18 (Mon)
平成25年1月1日以降に所得税のかかるもの(給与、預金利息など)には、東日本大震災の復興に充てるための「復興特別所得税」として、所得税額×2.1%が上乗せされています。会社員や公務員の給与でしたら、給与明細に復興特別所得税の金額が書かれていると思います。

 銀行の預金利息の場合、源泉徴収された税引後の金額が通帳に印字されます。税引前の預金利息と源泉徴収額を逆算するには、1円未満の端数が出ることが多いので面倒です。

 そこで、税引後(預金通帳に印字された)利息額から、源泉徴収された税額を調べる早見表をExcelで作成しました。こちらからダウンロードできます(1.28MB)。

 経理処理の上で、源泉徴収税額の計算が必要になるのは、法人の預金だけです。個人の預金は源泉分離課税ですので、預金利息を他の所得と通算して確定申告で取り戻すようなことはできません。

【参考リンク】
みずほ銀行:復興特別所得税に関するお知らせ
三井住友銀行:復興特別所得税に関するお知らせ
三菱東京UFJ銀行:復興特別所得税に関するお知らせ
りそな銀行:復興特別所得税に関するお知らせ
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 2012年末に中小企業診断士試験に合格できましたので、2013年2~3月の実務補習15日間コースに参加しています。

 指導員1名と受講者6名程度でグループを編成し、中小企業1社当たり5日間で、合計3社を診断します。受講者は15日間を通して同じメンバーですが、指導員は1社ごとに代わります。

 この5日間というのは、出席してグループが集まる日数です。これ以外に自宅作業があり、1社の診断にかかる日数は、約20日に及びます。3社全体では、約2か月間にも及びます。

 今年の1社めの診断日程(大阪地区)は次のようになっています。

1月22日(火) 指導員から、受講者にメールが届く。連絡先や連絡手段の確認を行う。
1月24日(木) 指導員から、診断先企業の情報が伝えられる。分野別の担当者を決める。
1月25日(金)~31日(木) 診断先企業の情報収集を行い、ヒアリング事項を検討する。
2月1日(金)【1日目】診断先企業を訪問し、社長へのヒアリングや社内視察を行う。
2月2日(土)【2日目】グループで集まり、診断報告の骨子を検討する。
2月3日(日)~9日(土) 担当分野の報告書を執筆する。グループでレビューし、完成度を高める。
2月10日(日)【3日目】グループで集まり、各自が執筆した報告書を結合して、摺り合わせをする。
2月11日(月)【4日目】同上
2月12日(火)【5日目】診断先企業を訪問し、社長への診断報告を行う。

 出席日は、前半2日と後半3日に分かれます。前半2日は、週末の金・土曜日です。次の日~金曜日を自宅作業に費やして、後半3日は土・日・月曜日になります(今回に限り、2月11日が月曜で祝日のため、日・月・火曜日)。

 会社勤めされている方は、1日目と5日目に休暇を取った上で、休日や平日夜に自宅作業をする必要があります。私のように独立して自分で仕事をしていると、平日昼間でも調査や執筆ができる点は有利です。

 1次・2次試験は不合格になっても、自分が困るだけです。実務補習は、自分だけのことではありませんから、心して参加する必要があります。
 2013年度春期の情報処理技術者試験の案内書が公開されました。従来は団体申込みは10名からでしたが、5名から可能になったり、団体担当者に一括して成績が提供されるようになったりと、利便性の向上が図られています。

 試験は第3日曜日ですので、今回は4月21日(日)で最も遅い日付での試験になります。昨年2012年は、最も早い4月15日が試験日でした。

 IT企業では新入社員に基本情報技術者を取らせようと、入社前から通信教育を受けさせたり、入社直後の研修で直前対策を実施したりしますので、試験日が遅いのは都合がいいのです。今年は昨年以上に、直前研修の仕事の口が増えるかもしれません。

 最近は就職難の裏返しなのか、学生のうちに基本情報はもちろん、応用情報まで取得済みという新入社員もけっこういます。昨年4月には、応用情報まで取得済みの新入社員を相手にデータベーススペシャリスト対策の直前研修を担当しましたが、みなさん優秀でした。

 4月は年度初めでバタバタする時期でもあり、4月の国家試験は情報処理技術者試験くらいです。もとは年1回の10月実施だったのが、年2回の4月と10月になったためです。個人的には、5月と11月実施くらいに日程をずらしても良さそうな気がします。

 私は、何度目か分からないプロジェクトマネージャを受験します。今年こそ今年こそ…。
中小企業診断士の二次筆記試験に合格し、今日は口述試験に行ってきました。
 もう受験生全員の試験が終わった時間ですので、備忘録として様子を書いておきます。

【試験開始まで】

 試験会場は筆記試験と同じ、東大阪市の大阪商業大学です。私の試験開始は11時12分です。9時半頃に自宅を出て、10時20分頃に会場に到着しました。

 4階に上がって、442教室(控室1)で受付を済ませます。早めに到着したので、試験問題や資格スクールの想定問答集を読んで復習していました。(私は独学でしたが、気休めにTACとLECの模擬口述試験だけ受けました。)

 受験生は9班に分けられていて、各班2列ずつ割り当てられた座席に座って待ちます。大阪の口述受験者は224名で、25名×9班に分けて5時間で試験するのでしょう。1人につき試験10分、入替え2分で、1時間に5人ずつです。受験番号の先頭から9人が10:00開始の1~9班です。次の9人は10:12開始の1~9班、その次の9人は10:24開始の1~9班となっているようです。

 案内係の女性(大阪府中小企業診断協会の職員)が「●班のXXXXX番の方」と、次の順番の人を呼びに来ます。呼ばれた人は、いったん廊下を挟んだ向かいの教室(控室2)に案内されます。そして、前の受験者が終わる頃になると、5階の試験室に案内されるという手順です。

 ところが、私と同じ班の前の受験者が何度呼び出されても不在で、私は11時10分になっても呼び出されません。え~、忘れ去られてないか~? と不安になったところでようやく呼び出されましたが、時間が迫っていたので控室2に行かず、直接5階の試験室に案内されました。 5階には班ごとに9つの試験室が用意されており、自分の班の試験室前の椅子で待ちます。

【試験の様子】


 ノックして教室に入り、荷物を置きます。面接員は2人です。長机を5台並べてあり、向こう側に面接員2人が着席しています。受験者側にも机がありますので、互いの足元は見えません。

 しばし面接員の顔をチェックします。右の面接員は、今日が誕生日の某俳優に似ている50歳くらいの方。左の面接員は白髪交じりで某大臣に似ている学者風の60歳くらいの方。

 昨年までは、記録係が1人いて合計3人だったそうですが、「中小企業診断士試験受験手数料等の見直しに関する委員会報告書」の2ページ最後にあるように、面接員経費削減のため、今年から2人となったようです。資格試験を受けに来ると、試験監督や室内の様子をウォッチしてしまうのは、ほとんど職業病です。

 まず、右の面接員が、「それでは只今から口述試験を始めます。」と言います。黙っていてもいいのですが、間髪入れず「よろしくお願いします。」と返事しました。次に、「氏名と生年月日を和暦で言ってください。」と聞かれました。西暦でなく、和暦の指定です。

●1問目:事例Ⅰ

 いよいよ質問に入ります。左の面接員が、「事例ⅠのA社についてお聞きします。金属加工の会社ですね。」と言いました。

 1つめの質問は、「中小企業が海外進出しようとするとき、調査すべき事項を述べてください。」です。

 あちゃー、いちばん苦手なところを突かれました。海外で仕事した経験がないので、一般論を述べるので精一杯です。2分間しゃべってやれやれと思ったら、「ほかに物理的なことでは何かありませんか。」と追加質問が飛んできました。物理的!? 仕方ないので「物理的とは何か地理的な面でしょうか」と聞き直しましたが、あぁ、インフラのことだと気付いたので答えました。

 2つめの質問は、「品質確保のためには、A社はどのような活動をすべきですか。」です。

 日本の本社のことなのか、海外工場のことなのか分からなかったので聞き返すと、どちらも両方とのことでした。この辺りは、日本のもの作りの精神を海外現地従業員に教育するようなことを答えました。ところが、これも追加質問が飛んできました。内容は忘れました。。。

●2問目:事例Ⅱ

 2問目は右の面接員から、「事例ⅡのB社についてお聞きします。焼酎製造の会社ですね。」ときました。おお、ちょっとラッキー。

 1つめの質問は、「垂直的連携はどのようなものか述べてください。」でした。

 B社と関係なく、一般知識です。「水平的連携との対比になりますが、サプライチェーンの上流側と中流側、中流側と下流側のように企業が連携することです。」のように答えました。たぶん1分半くらいだったと思いますが、追加質問はきませんでした。

 2つめの質問は、「コーズリレーテッドマーケティングとはどのようなものか述べてください。」でした。

 おお、これは超ラッキーです。以前のエントリにも書いたネタです。楽勝で1分半程度で答えて、追加質問はありませんでした。

【試験が終わって】

 これで10分間の口述試験は終わりました。事前に得た情報どおり、4事例のうち2事例について、2つずつの質問でした。事例Ⅰで時間を浪費したので、事例Ⅱは手短に終わらされた感じがします。

 しかも、事例Ⅱで聞かれたことは、筆記試験でも完全に正解した内容でした。筆記試験でできていないことを聞かれるとの噂もありますが、そうとは限らないようです。立ち上がったときに面接員の手元資料を遠目にちらっと見たところ、筆記試験の評価データは持っているようでした。

 お礼を言って試験室を出ると、5階からエレベータで直接帰るよう案内されます。これから受験する人に情報が漏れないようにするためですね。

 校舎から出ると、緊張から解放されて、なんだか笑いがこみ上げてきました。あとは26日の合格発表を待つだけです。

【追記】

 今年度は結局、口述試験は一人の欠席者もなく全員合格でした。口述試験の目的は、実務補習の準備にあると思います。指導員や他の受講者ときちんとコミュニケーションをとれるか確認するとか、どういう性格の人かを見て実習班編成の参考にするとか、そんなことです。
 服装はほとんどの方がスーツでしたが、ラフな恰好(ジーンズなど)の人を2人ほど見かけました。周囲がスーツばかりで、その本人は焦っただろうなあと思います。でも、服装は関係なく合格できることが証明されました(笑)
 ※実務補習では、中小企業を訪問しますから、失礼のないようスーツで参加してください。

【口述試験対策】

 筆記試験では、私が書いた解答をすべて書き写す時間があったので、帰宅後すぐに再現解答を作り、「ふぞろいな合格答案」に提供しました。ただ、答案の記述と口述試験の質問は関係ないようなので、再現答案を作ること自体は重要ではないと思います。再現答案を作ることによって、出題に対する理解を深める効果はあります。

 TAC、LECなど各社の解答速報を収集したり、解答解説会に出たりして、いろいろな見方を知ることが重要です。特に助言問題に絶対的な正解はないので、各社ごとに解答速報が違っていて当然です。むしろ違いがあるほうが、多面的な助言を考えることができて好都合です。頭の中に、ネタの引き出しを作っておいて、即座に提案を出せることが大切でしょう。

 昨年12月に「“ITIL 2011 Edition”を買いました」という記事を書きました。ITIL 2011 EditionはITIL v3のアップデート版で、2011年11月に英語版が出ました。日本語版が出るのを待っていられなかったので(ITIL v3の日本語版はすでにあります)、イギリスから英語版5冊セットを38,000円ほどで取り寄せました。

 英語版はそんな難しい英語を使っているわけでなく、出てくる専門用語(名詞)の意味と、ITILの基礎さえ理解していれば、難なく読めるレベルです。変な翻訳版を読んで悩むくらいなら、原文を読む方がよっぽどいいのです。この1年間、英語版はだいぶ読み込んで活用しました。

 あれから1年たって日本語版の発売が始まったようです。itSMFのサイトに載っているように、11月26日に「サービスストラテジ」が発売されました。「サービスデザイン」が近日発売で、あとの3冊も順次発売されるのでしょう。

 情報処理技術者試験の出題はだいぶITIL v2からv3へ移りましたが、さらに2011 Editionに移行していくと思います。私の経験上、四肢択一の午前試験の問題を作るとき、文献の一部を引っ張って作問するのが一番お手軽です。原典である文献にそう書いてあるので、内容に文句の付けようがない「良問」になります。

 試験委員が英語版のどの部分を引用・翻訳して作問したのかな、と探し当てるのはけっこう楽しい作業です。深入りすると時間の浪費ですが。

 モジュール強度の話です。

 この言葉を初めて聞いたとき、“強度”の意味が想像できませんでした。

 プログラムのモジュールに1つだけの機能を持たせるか、複数の機能を持たせるか。複数の機能を持たせるなら、どのような機能を組み合わせたモジュールにするか。・・・というのが、モジュール強度で、1970年代に提唱された考え方です (Stevens 1974, Myers 1975,78, Yourdon 1978,79)。当初は3段階で考えられて、後に現在のような7段階に拡張されました。

 「モジュール強度」には、「モジュール凝集度」という言い方もあります。“強度”は意味が想像しにくいですが、“凝集度”はまだ意味が分かる気がします。

 グーグルで検索すると、「モジュール強度」 4,730件、「モジュール凝集度」 1,240件なので、日本では“強度”が多数派です。

 ところが英語では、“module strength” 4,850件、“module cohesion” 8,850件で、逆に“cohesion” (凝集度)が多数派です。英語版Wikipediaも、cohesionで項目が立てられています。

 そうなった理由はおそらく、身も蓋もないですが、情報処理技術者試験の出題用語として採用されたからです。もちろん、検索結果には過去問題そのものも多く含まれますが、試験対策で勉強した人が用語を広めたことも大きいでしょう。私としては、“凝集度”を採用したほうがよかったのかな、と思います。

 言葉から意味が想像しにくいので、試験に出せば、きちんと勉強して理解しているかどうか判定できる・・・というメリットはあります。
カテゴリ:会社経営 | 2012-12-06 (Thu)
 マーケティングで、スイッチングコストという言葉があります。ある製品やサービスを利用している人が、代替製品・サービスに乗り換えるために必要となるコストです。ここでいうコストには金銭だけでなく、精神的な障壁も含みます。

 携帯電話のキャリアを変更したいけれど、事務手数料や解約金が発生するのは嫌だ、携帯アドレスが変わると友達に連絡するのは面倒だ、新しい端末の操作方法を覚えるのが手間だ…などなどがスイッチングコストの例です。

 これは消費者対事業者だけでなく、事業者対事業者でも起こります。例えば、私は学校の講師をさせてもらっていますが、学校から見ると講師を交代させるのは大変な労力がかかることでしょう。下手に講師を代えて失敗するリスクをとるより、現状でまあまあ満足できるならそれを維持するほうが楽だからです。

 私のやっている仕事にはスイッチングコストの大きいものが多く、よほどの大失敗をしない限り、継続的に依頼されやすい性質があります。一度押さえてしまうと安定的な仕事になる点ではメリットです。これは同時に、同業者が押さえている仕事を横取りすることが難しいことを意味します。ならば、新しい仕事を見つけていくしかありません。

 弊社もこの12月末で第3期が終わりとなりますが、新しい仕事で事業の幅を広げるべく、準備を進めています。

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