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カテゴリ:IT全般 | 2012-01-21 (Sat)
 私は .com や .org ドメインをアメリカの Network Solutions 社 (NSI)を通じて登録して利用しています。今はもっと安いドメイン登録業者がありますが、昔からの成り行きで NSI を利用し続けています。Webサイトは英語のみですが、読めればいいので問題ありませんでした。

 今日、こんなメールが届きました。

Dear Valued Network Solutions(R) Customer,
 
This email is to notify you that we will be making adjustments to our automatic renewal service (auto-renew). Beginning February 17, 2012, any services currently enrolled in the auto-renew program with a term greater than 3 years, will now be set to auto-renew at a three year term or the next lowest available renewal term for that product upon your renewal. Any services set to auto renew for 3 years or less will continue to renew at that same term. Monthly services will continue to automatically renew monthly.  To ensure continuation of service, please be certain you have a valid credit card on file.
 
If you no longer wish to participate in the auto-renew service, please call 1-888-642-0188 to talk with a customer service representative. 
 
Sincerely, 
 
Network Solutions(R) Customer Support
 
www.networksolutions.com 

 今回のメールは、「更新を忘れないように、3年以上の長期契約のドメインを自動更新設定にしました。自動更新を停止したいときは、NSI まで電話してください。」という趣旨です。

 ドメイン名は1年、3年、5年などの利用期間を指定して、料金を前払いして取得します。期限が来たら更新して料金を払います。ただ、必要なのに更新を忘れてドメインを失効させてしまうミスもしばしば起こります。そんな人のために、自動的に更新してクレジットカードに課金する設定も選択できます。

 私の所有ドメインのうち、次回更新せずに捨てるつもりのドメインが2つあるのですが、それも強制的に自動更新に変更されたのです。しかも、メールやWebからは自動更新の停止ができず、アメリカの NSI まで英語で電話してこいというのです。昔は NSI の世界シェアが大きかったので、アメリカ以外の世界中に多数の契約者がいるはずです。この対応はあまりにひどいと思わざるを得ません。

 更新忘れの防止は表向きの理由でしかないと思います。実際は、解約(更新中止)による契約者減少を防ぐとともに、長期契約の前受金を得てキャッシュフローを改善する戦略なのでしょう。NSI は他のドメイン登録業者よりドメイン利用料が割高で、シェアも急落しているからです。

 さて、どう対応すべきか困ったものです。

【後日談】
一般問合せ用のWebフォームから、日本に住んでいて電話しろと言われても困るし、と付け加えて、自動更新を停止してくれるよう依頼しました(もちろん英語で)。 
無事に、停止を受け付けてもらえました。
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 医療情報システム監査人試験の合格発表が年末12月26日にあって、無事に合格していました。試験当日(12月11日)の受験記は以前のエントリにあります。

 監査といっても、情報処理技術者試験のシステム監査技術者試験の半端ない難しさに比べれば、こちらの試験はある程度の知識と実務経験がある人には、易しい試験です。この試験は単独で実力認定する性質のものでなくて、最低限の知識を確認するためのものだからです。

 合格した人は実務経験を踏まえて、公認医療情報システム監査人、同監査人補の資格申請をして認められると、有資格者になれます。これは公認システム監査人を認定する枠組みと同じです。

 受験者数は第1回(東京開催)が308人、今回の第2回(東京・神戸開催)が189人と、きわめて少ないため資格取得支援のビジネスにはなりませんね、残念ながら。
カテゴリ:会社経営 | 2012-01-09 (Mon)
 明けましておめでとうございます、と言うには遅すぎる時期になってしまいました。弊社にとっても1月が事業年度の開始で、3期目に入りました。個人事業で独立してからは5年目に入ります。

 年末は、世間でいう仕事納めの頃まで著書の執筆をしていました。正月三が日が終わっても小学校は冬休みで子供たちは家にいるし、平日の感覚がないまま、また三連休に突入したので、ずっと半分休み半分仕事のような感じでした。明日10日から本格的に始動したいと思います。

 先週合格発表があった、情報セキュリティスペシャリスト試験に合格しました。成績は、午前I:免除、午前II:92点、午後I:76点、午後II:66点でした。午後は、自己採点と合っているのか合っていないのか、よく分からない点数です。
 私は2001年に旧・情報セキュリティアドミニストレータ試験、2006年に旧・テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験も合格していますが、合併した試験でも合格できました。

 2001年に情報セキュリティアドミニストレータ試験が創設されたときは、これからはセキュリティも重要になるよね、という感じで日経新聞などでも記事が出て話題になった記憶があります。あれから10年たって、実際そうなりました。
 2011年秋期の応用情報技術者試験の午前に、次のような問題が出ています。

問60 情報化投資計画において、投資価値の評価指標であるROIを説明したものはどれか。

ア 売上増やコスト削減などによって送出された利益額を投資額で割ったもの
イ 売上高投資金額比、従業員当たりの投資金額などを他社と比較したもの
ウ 現金流入の現在価値から、現金流出の現在価値を差し引いたもの
エ プロジェクトを実施しない場合の、市場での競争力を表したもの

 ROI = Return On Investment  (投資利益率)で、答はアです。用語を聞いているだけですので、経営戦略を知っている方には簡単な問題でしょう。

 では、この問題に解説を付けたらどうなるか。

 Webでも書籍でもいいですが、適当に書かれた解説は、「アはROI、イはベンチマーク、ウはNPV(正味現在価値)、エは機会損失です。」という程度の内容になっています。これだと4つの単語の意味を知っただけでおしまい、となってしまいます。

 この問題は一般用語を聞いているだけのように見えますが、実は元ネタがあります。それは、経済産業省が作成した『IT投資価値評価ガイドライン(試行版)』です。これを読んでみると、問題の文章がそのまま出ています。つまり、このガイドラインを読んで知っておいてほしい、というIPAや経済産業省からのメッセージなのです。こういう点に触れた解説を読んで勉強すれば、知識の幅も広がるでしょう。
 12月11日(日)に神戸で実施された、第2回・医療情報システム監査人試験を受験してきました。神戸の受験者は75人で、流通科学大学の講義室1室で収まっていました。免除科目で座席番号が分けられていて、
  • 3科目受験(法令、監査、医療情報システム):9名
  • 2科目受験(法令、監査):47名
  • 2科目受験(法令、医療情報システム):13名
  • 1科目受験(法令):6名
のようでした。出席率は9割くらいで、女性は数人程度でした。今回の東京会場の受験者数が分かりませんが(第1回は300人ほど)、受験対策をビジネス化するには少なすぎますね。

 システム監査技術者等を持っていれば監査、医療情報技師を持っていれば医療情報システムは免除になります。監査の免除者は19名で、医療情報システムの免除者は53名ということですね。私は両方の免除資格を持っていますが、問題冊子を手に入れるため3科目受験しました。過去問題については、こちらをご覧ください。

 受験した感想は以下のとおりです。

【法令】
  • 個人情報の保護に関する法律
  • 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項 JIS Q 15001:2006(日本規格協会)
  • 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン (厚生労働省)
  • 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(厚生労働省)
  • 医療情報を受託管理する情報処理事業者向けガイドライン(経済産業省)
  • ASP・SaaS事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン(総務省)
から出題されます。四択の正誤問題ですが、正解を二つ選ぶ問題が2問だけ混ざっていました。選択肢の文章が長くて読み込みに時間がかかり、50分で40問だと時間的にぎりぎりの感じです。

【監査】
 システム監査基準など、監査の法令や規定に関する問題が大半でした。監査調書、監査証拠、監査証跡のような似た言葉が大量に出てくるので、きちんと押さえておかないといけません。具体的な監査技法などの問題がないので、微妙に点数を稼ぎにくいです。明らかにシステム監査技術者試験の午前問題をそのまま流用した問題も散見されました。やはり50分で40問ですが、こちらは30分ほどで解けました。

【医療情報システム】
 医療情報技師検定試験のうち、医療情報システム系と情報処理技術系の一部を取ってきたような問題です。難易度は高くないのですが、意図がよく分からない問題文もあって、解答に迷うものもありました。これも50分で40問ですが、25分ほどで解けました。ただし、途中退出は認められていないので、最後まで居残るしかありません。
 
 
ITIL 2011 Edition 先日、ITIL 2011 Editionを買おうかなと書きましたが、買いました。5冊セットで約38,000円です。A4版ソフトカバー、5冊それぞれ表紙と同じ色での単色刷です。全部で約1,900ページ、厚さ12cm、重さ7kgです。半端ない分量です。全部英語です。

 これを全部読む気などなく、参考文献として必要部分だけ参照しますが、目的の記述を探すのは大変そうです。検索するならPDF版が便利そうですが、これほどの大部だとPDF版では一覧性に欠けます。

 手元に現物があって本棚に並んでいると、研究室に多数の文献を並べている大学の先生のような気分にさせてくれる本です。(そういう用途ではないって)
 

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