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カテゴリ: | 2024-09-16 (Mon)
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資格試験では、過去問題の再利用はよく行われます。過去のデータがあって、正解率や誤答の傾向が分かっていますし、難問、易問、奇問の類は排除すればいいので、安心して出題できます。

 その一方で、公開している過去問題を再出題して受験者の実力を測れるか、という疑問があります。これについては、再出題しても正解率は毎回変わらないようです。全受験者が過去問題を全部覚えていることはありえず、再出題を予想するのも難しく、たまたま覚えている受験者がいても少数でしょうから、大丈夫なのです。

 情報処理技術者試験の午前問題も、7割くらいは過去問題からの再出題です。試験対策の仕事をしていても出題予想は難しいですが、中には定期的に出題されていて高い確率で出題予想できるものがあります。

 例えば、下のDKIMの問題は、情報セキュリティスペシャリスト試験で1年半おきに出題されています。次回は2016年春に出る可能性が高いです。

 これは受験者の実力を測るための問題というより、「情報セキュリティに携わるなら、DKIMは絶対に知っていてほしい」というIPA(情報処理推進機構)のメッセージを込めた問題であろうと思います。学校の試験で先生が、「ここ重要だから覚えておけよ」と予告して試験に出題するようなものです。

 もちろん、この1問でDKIMの全貌を理解させることはできませんが、DKIMの言葉を頭の片隅に入れてもらえればいいのです。仕事でスパムメール対策が必要になった人に「そういえば、DKIMという技術があったな。詳しく調べてみよう。」と思い出してもらえれば、IPAのセキュリティ啓発活動としては成功でしょう。

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