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カテゴリ: | 2024-09-19 (Thu)
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IPAより、2013年度秋期の情報処理技術者試験の応募者数が発表されました。いずれの試験区分も前年比95%前後となっており、均等に応募者が減少しています。今までは試験区分によって増減率に差異があるのがふつうだったので、均等に減っているほうが珍しいのです。

 大した減り方ではないように見えますが、10年前の2003年度と比較すると驚きです。

 基本情報技術者は、135,376人→76,020人で、44%減りました。この試験は、学生や入社3年目程度までの社会人が主な受験者です。出生数は、1980年生まれ(2003年の新卒)が158万人で、1990年生まれ(2013年の新卒)が122万人だから、23%の減少です。受験者数はそれ以上に減っています。IPAは2009年度の試験制度改正で、技術者(システムエンジニア)だけでなく、一般企業の社員へも受験対象者層を広げようとしました。でも、うまくいっているとは思えません。

 高度試験はどうか。
 ネットワークスペシャリストは 、54,060人→20,803人で、62%減りました。
 システムアーキテクトは、 20,733人→ 9,346人で、55%減りました(旧・アプリケーションエンジニアとの比較)。
 ITストラテジストは、12,893人→7,117人で、45%減りました(旧・システムアナリストと旧・上級シスアドの合計との比較)。

 こちらは合格率の上昇も影響しているものと思われます。2005年頃まで高度試験の合格率は7~8%でした。それが近年は13~14%程度になっています。少ない受験回数で合格しやすくなったので、合格まで何度も受験する人が減ったということでしょう。

 ※2005年度から、春期に加えて秋期にもソフトウェア開発技術者試験(現在の応用情報技術者試験に相当)が実施されるようになった(春に基本情報に合格して、秋にネットワークスペシャリストを受けるような人が減った)影響もありそうですので、そこは割り引いて考える必要があります。

 このままではジリ貧なので、IPAも危機感を持っていると思います。1994年、2001年、2009年に大きな試験制度改定があったので、そろそろ次の試験制度改定の話題が出てもおかしくない時期です。

 情報処理試験の受験対策の仕事をしている私も、かなり危機感持ってます(生活がかかっていますからw)。そろそろ、他の仕事へ軸足を移していく時期だと感じています。
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