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カテゴリ:IT全般 |
2012-09-17 (Mon)
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経済産業省の産業構造審議会情報経済分科会から、2012年9月14日付けで『人材育成ワーキンググループ報告書』が公表されました。
サブタイトルにある「次世代高度IT人材像、情報セキュリティ人材、今後の階層別の人材育成」について、第1部~第3部で検討しています。それを踏まえて、第4部で「現在の高度IT人材のスキルを評価する仕組みの検討」を行う構成となっています。
全部読むと60ページありますので、ポイントをかいつまんで、私の考えも少し書いてみます。
第1部
第1部の「次世代高度IT人材」とは、「異分野とITの融合領域においてイノベーション(新しい切り口)を創出し、新たな製品やサービスを自ら生み出すことができる人材」で、IT関連能力に加えて、事業創造能力が求められるとしています。
これは、従来のIT人材とは性格が異なり、共通キャリアスキルフレームワーク(CCSF)などの枠に収まる人材ではありません。そこで、「次世代高度IT人材能力・知識モデル」(仮称)の検討が提言されています。事業創造能力はそんな単純な話ではないので、そういうモデルを定義できるかどうか、難しいところも多いと思います。
第2部
第2部の「情報セキュリティ人材」は、人材像を4分類しています。
このうち、1~3が検討対象であるとしています。これを踏まえて、第4部において
と述べられています。
現在の情報セキュリティスペシャリスト試験は、
●情報セキュリティアドミニストレータ試験 …情報セキュリティ管理者向け (2001~2008年実施)
●テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験 …情報セキュリティ技術者向け (2006~2008年実施)
の2つを統合して、2009年から年2回実施されています。
今後具体的な検討が行われると思いますが、2~3年のうちに試験制度変更が、場合によっては試験区分の再分割もあるかもしれません。ここは私の仕事にも直接関係があるため、今後の動向を注視する必要があると思います。
第3部
ここでは、中高年技術者、若手層、グローバル人材の3つに分けて、今後の人材活用・育成の方向性が述べられています。詳しい内容は割愛します。
サブタイトルにある「次世代高度IT人材像、情報セキュリティ人材、今後の階層別の人材育成」について、第1部~第3部で検討しています。それを踏まえて、第4部で「現在の高度IT人材のスキルを評価する仕組みの検討」を行う構成となっています。
全部読むと60ページありますので、ポイントをかいつまんで、私の考えも少し書いてみます。
第1部
第1部の「次世代高度IT人材」とは、「異分野とITの融合領域においてイノベーション(新しい切り口)を創出し、新たな製品やサービスを自ら生み出すことができる人材」で、IT関連能力に加えて、事業創造能力が求められるとしています。
これは、従来のIT人材とは性格が異なり、共通キャリアスキルフレームワーク(CCSF)などの枠に収まる人材ではありません。そこで、「次世代高度IT人材能力・知識モデル」(仮称)の検討が提言されています。事業創造能力はそんな単純な話ではないので、そういうモデルを定義できるかどうか、難しいところも多いと思います。
第2部
第2部の「情報セキュリティ人材」は、人材像を4分類しています。
- 情報セキュリティ技術の突出した人材
- セキュリティ分野の事業に従事する人材
- システム企画・設計・構築・適用・更新・運用に活躍する人材
- 一般利用者としてのセキュリティの基礎スキル
このうち、1~3が検討対象であるとしています。これを踏まえて、第4部において
2.情報処理技術者試験の見直しの方向性
(1) 情報セキュリティ関係
「情報セキュリティ人材」には、第2部で示したとおり、その属性に応じて求められる能力や知識の範囲、専門性等が異なることから、必要に応じて民間資格等を活用することもできる。
情報処理技術者試験では、「情報セキュリティ人材」の拡充等によるスキル標準等への反映などの結果について、各試験の情報セキュリティに係るシラバス、出題数、問題範囲を見直し、高度試験の情報セキュリティスペシャリスト試験などについては、他の高度試験との整合性を考慮し、出題内容等を検討する。
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現在の情報セキュリティスペシャリスト試験は、
●情報セキュリティアドミニストレータ試験 …情報セキュリティ管理者向け (2001~2008年実施)
●テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験 …情報セキュリティ技術者向け (2006~2008年実施)
の2つを統合して、2009年から年2回実施されています。
今後具体的な検討が行われると思いますが、2~3年のうちに試験制度変更が、場合によっては試験区分の再分割もあるかもしれません。ここは私の仕事にも直接関係があるため、今後の動向を注視する必要があると思います。
第3部
ここでは、中高年技術者、若手層、グローバル人材の3つに分けて、今後の人材活用・育成の方向性が述べられています。詳しい内容は割愛します。
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