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カテゴリ: | 2024-09-19 (Thu)
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高度午前対策本高度午前対策の参考書には、A5版のものと、一回り小さいB6版のものがあります。こういう類書は私も購入して研究していますので、B6版参考書についてコメントしてみます。
 
コンセプト
A5版は、落ち着いた場所で勉強することを想定して作られています。これに対してB6版は、カバンに入れて通勤電車の中などで読むことを想定して、小さくしていると考えられます。
 
価格帯
A5版は、500ページ以上で 3,000円くらいのものが中心です。B6版は、400ページ程度で 1,500円前後です。小さい本なので、割高感を与えない価格設定になります。ただ、高度試験を受けるのはIT企業の中堅以上の社員が中心で、3,000円は出せない金額ではありませんから、安さ自体は訴求していないと思います。
 
内容量
B6版は小さくてページ数も少ないですが、文字を小さくして余白も少なくしているので、全体の文字数はおそらくA5版と変わらないと思います。
 
刷り色
B6版はいずれも単色刷(基本的には白黒)です。A4版は、私の著書も含めて、二色刷が多いです。もちろん、単色刷でコストを圧縮しているのですが、見やすさは劣ります。
 
年度表示
価格が安くても、執筆や編集の手間は同じだから、毎年改訂するのはコスト的に見合いません。「2012年版」のような年度表示がないのは、ある程度の部数をまとめて刷って、数年かけて売るつもりだからです。年度表示をすると試験日が過ぎたとたん、賞味期限切れとして書店から撤去され、アマゾンなどでもぱったりと売れなくなります。もちろん年度表示しなくても、2年も3年もたてば、内容が古くなって売れ行きが落ちてきます。改訂して売れそうなら改訂版を出しますが、そうでなければ改訂されず自然消滅もありえます。
 
個別参考書
写真中上:『徹底攻略ポケット高度試験共通午前Ⅰ・Ⅱ対策』(五十嵐聡、インプレスジャパン、2010年8月)
過去問集で300問を収録していますが、ちょっと看板に偽りありです。収録問題の8~9割は、基本情報と応用情報(旧・ソフトウェア開発含む)の過去問です。高度午前Ⅱの過去問は、ほんのわずかしかありません。

写真中下:『高度試験共通午前Ⅰ・Ⅱポケットブック―応用情報技術者午前対応―』(大川晃一、オーム社、2012年8月)
章ごとに知識解説と過去問題があります。文字が詰まりすぎていて、通勤電車で読むのは疲れそうです。
 
写真右上:『ポケットスタディ高度試験共通午前Ⅰ・Ⅱ対応[第2版]』(村山直紀、秀和システム、2012年1月)
3年前の初版がよく売れたようなので、改訂第2版が出ました。内容はよくできていると思います。著者の個性が強く出ていてアクの強い文章が多く、好き嫌いが分かれそうです。
 
写真右下『高度共通午前Ⅰ早わかり一問一答』(高鹿陽介、TAC出版、2010年10月)
左右見開きで左側に問題、右側に正誤と解説を載せています。過去問そのままの収録でなく、用語や選択肢の単位で問題をばらして、○×式にしてあります。通勤電車の中で読むなら、このシンプルさはいいと思います。

写真左は、私の著書です。
 
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