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カテゴリ:会社経営 | 2012-02-10 (Fri)
 岩波書店が“コネ採用”を宣言したと報道された件で、いろいろな意見が出ているようです。岩波書店は応募条件に「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」と書いているだけで、コネとか縁故とは言っていません。
 
 これは、インターネットだけで第一段階の応募ができる昨今の就職活動への、岩波書店なりのアンチテーゼでしょう。いわば昔の就職活動への回帰です。
 
 アマゾンで「岩波書店」を検索すると、35,000冊以上の書籍がヒットします。亡くなった著者もいるし、複数の著書がある著者もいますが、それでも存命の著者は1,000人はいるのではないでしょうか。今どきはWebサイトを持っている著者もいますし、facebookなどに実名で登録している著者もいるでしょう。著者にコンタクトを取るのは難しいことではありません。
 
 それに、著者にも社員にも連絡が取れないときは、総務部に電話で相談してください、とフォローされています。電話したら「どの著者に連絡が取りたいですか」と聞かれて、著者の連絡先を教えてもらえるのではないかと思います。
 
 さて、ここからが本題です。
 
 岩波書店では出版していませんが、私も著者の端くれです。もし、見ず知らずの人が「紹介状を書いてください」と連絡してきたら、と考えました。
 
 面白そうなので、約束して一度は会ってみると思います。当たり前ですが、私の著書を買って読んでいることは最低条件です。せっかくの機会だから、本の内容のどこが良いか悪いか聞き出すでしょう。アマゾンの書評などもありますが、読者の生の声を知りたいのは、著者に共通の想いです。
 
 また、この人に自分の著書の編集担当者になってほしいかどうかも見るでしょう。著者から見て、出版社の編集担当者はけっこう重要です。あくまでも黒衣に徹しながら、いい本ができるよう引っ張ってくれる人です。時には「早く書いてください」と尻を叩いてくれます。私は情報技術の本を書いていますが、編集担当者もその内容を理解してくれないと困るのです。
 
 著者が一次面接を肩代わりしているようなものですが、それもありだと思います。自分が紹介状を書いた人が入社して、自分の編集担当者になってくれたら面白そうですよね。
 
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