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カテゴリ:IT全般 | 2011-11-18 (Fri)

 今週は千葉県柏市で、3日間のネットワーク・セキュリティ研修の講師を務めてきました。

 大企業や官公庁の研修講師の仕事は、個人で取ってくることは難しいことです。通常は、教育研修企業が営業活動をして研修を受注した上で、講師個人には請負契約で仕事が来ます。研修先や研修概要は事前に分かりますが、受講者一人一人のスキルやプロフィールは研修当日まで分からないのがふつうです。そのため、あらゆる可能性を想定して準備をしておく必要があります。

 例えばIPアドレスやサブネットマスクを説明するには、その前提として2進数の知識が必要です。研修先で用意されるテキストは、2進数の知識がある前提で書かれていたりします。ところが、研修初日の最初に受講者に尋ねると、2進数をほとんど知らなかったりします。

 対処方法はいくつかあります。

(1) 2進数の考え方を基本から説明する。
本来のカリキュラムにないことに、多くの時間を割く必要があります。講師の裁量に委ねられる時間が多ければ対応できますが、スケジュールがかっちり決まっていると難しいです。

(2) 必要最低限を説明する。
うまく時間をやりくりして、その場で最低限必要な説明をします。現実的な対応ですが、その加減が難しいです。最低限だけ話して理解してもらえるかどうかです。受講者のレベルにもよります。

(3) 2進数を知っているという前提でやってしまう。
カリキュラムどおりにやってしまう方法です。理解できない人が出てしまいますので、研修の成果に影響します。

 その場で対処方法を即断して進めなくてはなりません。講師が困ったような顔をすると、受講者を不安にさせますので、自然にさらっと判断できないとまずいです。このへんは経験を積んで訓練するしかないと思います。最初はとても不安ですが、冷静に対処できれば一人前です。

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