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カテゴリ: | 2024-09-16 (Mon)
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 一昨日の6月23日に、システム監査人協会(SAAJ) 近畿支部主催のシステム監査体験セミナーに参加してきました。

 以前の勤務先で個人情報保護管理者として、プライバシーマーク取得の総責任者を務めて、内部監査をした程度の経験はあります。しかし、監査側の仕事をしたこともないので、思い立って参加してみたのです。

 定員16人いっぱいの参加があり、4人でグループを作って、システム監査のケーススタディとロールプレイングをしました。予備調査の結果まではあって、本調査(被監査部門の責任者役の人にインタビュー)の計画を考えて、実際にインタビューして、監査報告をまとめて報告会をしました。1日の限られた時間でしたが、システム監査の雰囲気を理解できました。

 いつもは講師をしている側なので、こういう研修を受講するのは相当久しぶりです。 講師がメインで話す講義では、聴いている方は長い時間に感じると思います。ところが講師からは短い時間に感じるもので、ノンストップで90分の授業でしゃべり続けても、あっという間です。ところが、グループワークの時間は逆で、講師としては長く感じていましたが、受講者にとっては60分でもあっという間に過ぎるというのが、意外な発見でした。
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 医療情報システム監査人試験の合格発表が年末12月26日にあって、無事に合格していました。試験当日(12月11日)の受験記は以前のエントリにあります。

 監査といっても、情報処理技術者試験のシステム監査技術者試験の半端ない難しさに比べれば、こちらの試験はある程度の知識と実務経験がある人には、易しい試験です。この試験は単独で実力認定する性質のものでなくて、最低限の知識を確認するためのものだからです。

 合格した人は実務経験を踏まえて、公認医療情報システム監査人、同監査人補の資格申請をして認められると、有資格者になれます。これは公認システム監査人を認定する枠組みと同じです。

 受験者数は第1回(東京開催)が308人、今回の第2回(東京・神戸開催)が189人と、きわめて少ないため資格取得支援のビジネスにはなりませんね、残念ながら。
 12月11日(日)に神戸で実施された、第2回・医療情報システム監査人試験を受験してきました。神戸の受験者は75人で、流通科学大学の講義室1室で収まっていました。免除科目で座席番号が分けられていて、
  • 3科目受験(法令、監査、医療情報システム):9名
  • 2科目受験(法令、監査):47名
  • 2科目受験(法令、医療情報システム):13名
  • 1科目受験(法令):6名
のようでした。出席率は9割くらいで、女性は数人程度でした。今回の東京会場の受験者数が分かりませんが(第1回は300人ほど)、受験対策をビジネス化するには少なすぎますね。

 システム監査技術者等を持っていれば監査、医療情報技師を持っていれば医療情報システムは免除になります。監査の免除者は19名で、医療情報システムの免除者は53名ということですね。私は両方の免除資格を持っていますが、問題冊子を手に入れるため3科目受験しました。過去問題については、こちらをご覧ください。

 受験した感想は以下のとおりです。

【法令】
  • 個人情報の保護に関する法律
  • 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項 JIS Q 15001:2006(日本規格協会)
  • 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン (厚生労働省)
  • 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(厚生労働省)
  • 医療情報を受託管理する情報処理事業者向けガイドライン(経済産業省)
  • ASP・SaaS事業者が医療情報を取り扱う際の安全管理に関するガイドライン(総務省)
から出題されます。四択の正誤問題ですが、正解を二つ選ぶ問題が2問だけ混ざっていました。選択肢の文章が長くて読み込みに時間がかかり、50分で40問だと時間的にぎりぎりの感じです。

【監査】
 システム監査基準など、監査の法令や規定に関する問題が大半でした。監査調書、監査証拠、監査証跡のような似た言葉が大量に出てくるので、きちんと押さえておかないといけません。具体的な監査技法などの問題がないので、微妙に点数を稼ぎにくいです。明らかにシステム監査技術者試験の午前問題をそのまま流用した問題も散見されました。やはり50分で40問ですが、こちらは30分ほどで解けました。

【医療情報システム】
 医療情報技師検定試験のうち、医療情報システム系と情報処理技術系の一部を取ってきたような問題です。難易度は高くないのですが、意図がよく分からない問題文もあって、解答に迷うものもありました。これも50分で40問ですが、25分ほどで解けました。ただし、途中退出は認められていないので、最後まで居残るしかありません。
 

 「医療情報システム監査人試験」が5月から始まるそうです。財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS-DC)の主催です。試験合格した上で、「医療情報安全管理監査人協会」(2011年4月設立登記予定)から実務経験などの認定を受けると、「公認医療情報システム監査人」になれるというわけです。このあたりのスキームは、日本システム監査人協会の公認システム監査人制度を参考にしたものと思われます。
 試験は多肢選択式で、「医療情報システム」、「監査」、「法令・ガイドライン」の3科目で、それぞれ50分で40問を解答します。医療情報技師を持っていれば「医療情報システム」、システム監査技術者などの監査関連資格を持っていれば「監査」が免除になります。
 私は2科目免除の資格がありますし、試験合格自体は難しくないと思います。ただ、実務経験がなく「公認」を得られそうにないので、合格するメリットがないかなと感じます。自分のことは別として、試験対策を商売とするなら情報収集のために3科目受験すると思います。まずは、どのくらい受験者がいるのか様子を見てみます。
 

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